エピソード46 アントニン・レーモンド
カニングハム邸
東京で行われたリノベーションの研修で、日本に残された素晴らしい建築物の一つをまた体験させて頂きましたー
アントニン・レーモンド設計のカニングハム邸です♪
港区ゆかりの人物データベースサイト カニングハム・メモリアル・ハウス (city.minato.tokyo.jp)
改修されながらも、まだ現役で、演奏会なども開かれるようです
2階の寝室は、建具を外せば、1階の演奏を見下ろせる観客席になります
ストーブのバックにもなる3枚引戸
レーモンドはあのフランクロイドライトのお弟子さんになります
部屋を仕切るふすまのデザインはフランクロイド感を感じてしまいます
柱の外側を走る障子
レーモンドは日本の障子やふすまを西洋建築の中に見事に融合させています
この和モダンの元祖ともいえるこの流れは、吉村順三さんへ受け継がれます
空間の落ち着き感、低い2.1mの天井高さと緩やかな勾配天井と最高高さ、2階からの1階の見え方、空間のつながり方、魅力たっぷりの建物です
写真などではこの感覚はお伝えできなくて残念です💦
ぜひ、お近くに行かれた時は、足を運んでみてください!