エピソード31 咲くの早くね
今年の桜は早くなかったですか⁉
妙に暑い日もありましたし、桜もいつが春かわかりませんよね🌸
平年差の-マイナス表示は通年よりどれくらい開花が早いかを示しています。
私もその一人であるとっとりエコサポーターズあてに、ゼロカーボンとっとり事務局より情報共有のお知らせがありました。
「2023年の桜の開花は早かったのか?(速報版)」
2023年の桜の開花は早かったのか?(速報版) | 国立環境研究所 市民調査員と連携した生物季節モニタリング | 気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT) (nies.go.jp)
地球の温暖化の影響はいろんなところに波及しています。毎年更新される「観測史上~」みたいな状況にあまり驚くことがなくなってきたことに恐ろしさを感じますね!
気候変動の将来予測WebGIS
国立環境研究所の運営するA-PLAT(気候変動適応情報プラットフォーム)のホームページに各地域ごとに気候変動に伴う様々な影響がわかるWEBツールがあります。
平均気温・海面水温だけでなく、農業・自然生態系・自然災害・健康についての影響が気候モデルごとに表示されます。
気候変動の将来予測WebGIS | 気候変動の観測・予測データ | データ・資料 | 気候変動適応情報プラットフォーム(A-PLAT) (nies.go.jp)
これは21世紀末の熱中症搬送者数の比較です。左が平均気温1℃上昇の場合、右が3.7℃上昇の場合です。数値は基準期間(1981-2000年)における熱中症患者数を1とした場合の相対値です。左の1℃上昇で1.8~2、右の3.7℃上昇で4~6です。
参考
RCPシナリオ
将来の温室効果ガスが安定化する濃度レベルと、そこに至るまでの経路のうち代表的なものを選び作成されたものです。
2081年から2100年における地球全体の平均気温上昇量(1986~2005年比)の関係は次の通りです。
出典: 気象庁(2013)「IPCC 第5次評価報告書 第1作業部会報告書 政策決定者向け要約 」
コメ収量(品質重視)の将来予測
高温に因る品質低下リスクが「低」の収量の将来予測。 基準期間の高温に因る品質低下リスクが「低」の収量を1とした場合の相対値。
基準期間: 1981-2000年
私の大好物なお米も心配です💦
IPCC第6次評価報告書
人間活動により1850-1900年と比較し現在は既に1.1℃の温暖化。人為的な気候変動は広範な悪影響、損失と損害をもたらしている。
最低でも数十年内には1.5℃上昇に達する可能性は高い。
先日、エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議の鈴木悌介様の講演を聞きました。
「今の環境は未来からの借り物。そう考えるとわれわれははきれいにして返そうとするよね。」
未来へきれいに返すためには、いまACTIONですね!!!