エピソード38 三徳山 山護(やまもり)運動
今日は地元倉吉市のお隣の三朝町、三徳山へボランティアに行ってきましたー
三徳山「山護運動」は雨などによって土が流されくずれかけた行者道に補修用の土のうを運びます。
今回は台風7号によって山から流出してきた災害土砂を使用しました。
小さめの土のうに土砂を入れていきます。この土のうは自然と土に還る素材だそうです。
参加した人たちはこの小さな土のう約0.8㎏を8袋をリュックに背負い、山へと上がります。
背負った瞬間、これはまずい💦
重たすぎじゃない💦
すごく心配になりました。😶
でも、不思議なことに、一歩一歩すすんでいくと、土のうの重さにも慣れ、ついには軽く感じてきたのです。うーん、さすが修行に使われている道、何かあるのか⁉
休憩しながら20分程度で目的地につき、土のうを下ろしました。
このように、補修していきます。これをしないと、一気に流れ落ちるところもあるらしく、高低差が大きくなり、登山の利用が難しくなっていくそうです。これをすることにより5年くらいはもつんじゃないかと同行された登山ガイドの方が言っておられました。
国宝 三徳山 投入堂
三徳山三佛寺|三徳山 公式ホームページ (mitokusan.jp)
その後、投入堂に行ってきましたー
建築士の勉強をすると必ず教科書に出てくる超有名な投入堂です
地元倉吉市から車で20分程度で、とても近い距離に住んでいるにもかかわらず、関心が薄く💦・・・
いままで来ようという気もなかったのですが💦・・・
地元の良いところを探したり、建築士の仕事をしていくなかで、この投入堂はじめとする三徳山が地元の宝であったことに気づきました。(おそっ!)
地元を愛し、地元に貢献することは地元に住む者にとってほんとは当然のことですよねー
ハウスクリバーは「日本遺産三徳山三朝温泉を守る会」に入会しましたー
今回のボランティア活動もこの会の主催によるものです。
下山しながらガイドさんと話をしました。
「自然の保護なんてとても小さなことしかできないんだよー」
その言葉の中には自然への畏敬のお気持ちも感じました。
それと同時に、小さな土のう8袋分でしたが、最初の一歩を踏み出せたこと、地元の一員として感慨深いものがありました。